石灰石を原料としたセメントに砂利(粗骨材)と砂(細骨材)を混ぜ、水を加えて混合したもの をコンクリートといいます。混ぜた直後のコンクリートをフレッシュコンクリート、セメントと水 が水和反応を起こして固まったものを硬化コンクリートといいます。それでは、これらの材料をどの位の割合で混合すれば硬くて耐久性に優れたコンクリートができるのでしょうか。そこでコンクリート配合試験を行います。
配合試験は、セメントの種類、粗骨材、細骨材および水の量の組み合わせを変えて最も品質の良いコンクリートができる条件を求めます。品質の良いコンクリートとは、長い年月の間もその構造物に必要な強さや性質を持ち続けることをいいます。
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